とある学校の話。J組は小クラスで本来温厚な人が多いが、ある日プライドを傷つけられ、人数も多くケンカに強いA組の挑発にのって大ゲンカを仕掛けてしまう。結果はボロ負け。A組連合に負けないJ組連合作りが目的だったが、逆に隣のC組やK組にも反感を買ってしまう。以降J組はA組の言いなり、常に顔色を伺うような関係。「他の組にやられそうな時は助ける」というA組との約束のおかげでケンカは売られずに済んではいるものの、「売られない限りケンカはしない」というルールを作らされ、すっかりケンカは弱くなりプライドも失いがちに。金持ちが多いゆえ隣の組からもタカられ放題。
A組の勝利を決定づけたのは禁じ手「アトム拳」の存在。この学校では過去に見たものはおらず、その威力たるやまさに「禁じ手」。ケンカとはいえ使ってはどうかという疑問すら出るほど。しかしこれに怯えた各組はイザという時のためにこの「アトム拳」の習得に勤しむ。
A組は他の組同士のケンカにもすぐ首を突っ込む。どちらかを悪者にして痛めつけ勝者から文房具などの報酬を得る。しかし、I組が大量に保有するノートに目をつけたA組は、ノートは手に入れたもののI組の闇討ちにより手痛い仕返しを受けてしまう。A組の中ですら「もうケンカはやめよう」というムードすら漂う中、学級委員長のシゲミくんは報復を即座に決意。「I組にはアトム拳の習得者が大勢いる」という噂を学校中に流布し、全校会議で「黒」と決めつけボコボコにしてしまう。I組学級委員長の布施くんは囚われの身に、クラスは混乱を極める。
この報復にJ組も参加を迫られるが、皮肉にもA組に作らされたルールによりケンカはせずに済む。
問題はJ組の今後。隣のC組やNK組(K組から分離、学級委員長のカネ君は超問題児)は既にかなりのアトム拳習得者がおり、J組への攻撃準備は整ってるらしい。
このままA組に乗っかって行くのか?ケンカに関するルールは改めるのか?とするならどのように改めるのか?J組にもアトム拳習得者を準備するべきか?これらはJ組にとって極めて大事な問題なのだが、残念なことにこの大事な決定をしていく学級委員の選挙にはクラスの6割が無関心・・・。あまりに時間が経ち過ぎて「J組はケンカとは無縁」という何の根拠もない安心感でもあるのだろうか?
はたしてJ組はどこへ行くのか?
ちなみにこの学校、生徒を増やし過ぎて老朽化が激しく進んでるそうですよ。。。
4 件のコメント:
J・・・
ジャパン・・・
深刻ですよね
そのくせ確かに無関心だ
これじゃあいかん
実は、J組の学級委員長と副委員長は、既婚者で、すでに子供がいるのです。
J組は、他のクラスとのケンカや応援の事態が発生したとき、方針決定の重要性を実感するため 【ケンカになった場合は、まず、委員長と副委員長の子供がクラスの先頭をきる】 ということをクラスの規則で決めてしまいました。
NHKでやってた討論を見ました。
そこで討論してる人は憲法は改正すべき、しないべきを議論していました。
見ても結果として、どうするべきだ!とか結論づけることは出来なかったんだけど、とにかく、自分の一票の重みを甚く感じましたね。
J組の4人に1人が赤黄青の三色が異常に好きで、委員会に代表を送り込み密かにその三色で教室の中を塗りたくろうとしてる。誰かが止めないとね
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